フェイスパウダーを吟味するシニア
フェイスパウダーを吟味するシニア 女性誌は、年齢やファッションの志向別にみごとに…続きを読む
オイルを使ってキレイになる等・・・
女性誌や美容誌でオイルをクローズアップした特集が増えています。
オイルをふだんのスキンケアに取り入れる女性が急増しているからですが、
では実際にどんなオイルが女性の支持を集めているのでしょうか?
意外に知られていない美容オイルそれぞれの機能や効果、人気度を探ってみました。
美容に用いられるオイルと食用オイルとの大きな違い。それは精製度にあります。
風味を重視した食用オイルとは異なり、美容オイルは肌への使用が前提です。
不純物を取り除いて精製度を高め、肌に対して有効な成分を配合し、
テクスチャーも重視した上で処方されているのが美容オイルなんですね。
この美容オイルは、植物性と動物性に分けられます。これらのオイルは種類が多く、
女性に人気が高いのは植物性オイルです。
代表的なものがホホバオイル、アルガンオイル、オリーブオイル、ローズヒップオイルなどです。
一方、動物から抽出される動物性オイルの代表格が馬油。その他に、サメ由来のスクワランがあり、
どれも長く人気を集めているオイルです。
ここで、女性誌などで紹介されることが多い人気の高い美容オイルを挙げてみましょう。
1.ホホバオイル
2.アルガンオイル
3.スクワラン
この3点は美容オイルの人気トップ3といっても過言ではありません。
植物性のホホバオイルは、砂漠地帯で生育するホホバの根から抽出したオイル。
ただし、実際には液体のロウであって、オイルよりもワックスといった方が正確です。
「自然界で最も皮脂に近い」といわれており浸透性が高く、安定性も抜群。
抗酸化作用や抗炎症作用が強いことから、スキンケアコスメにもよく使用されています。
アロマテラピーの際に、エッセンシャルオイルを希釈するキャリアオイル用としても利用されています。
アルガンオイルも、ホホバオイル同様、砂漠地帯で生息するアルガンツリーという木の種子から採取した
オイルですが、アルガンが棲息するのはモロッコの砂漠地帯のみ。
産地が極めて限定されるこのアルガンオイルは、オリーブオイルの約3倍ものビタミンEのほか、
抗酸化力に優れたトコフェノールや、体内に必要な必須脂肪酸であるリノール酸も多く含んでいます。
浸透性が高いことから、クレンジングには不向きですが、エイジングケアにはぴったり。
夜や日中にも使える頼もしい存在です。
人気ベスト3に入るスクワランは、スクワレン(深海サメの肝臓の油)を蒸留・精製したオイル。
人間の皮脂にも約3%のスクワランが含まれていること、スクワレンという単一の成分だけで構成されていることから、非常に安全性が高く、アレルギーになる確率が低いオイルです。
美容オイル全盛のいま、たくさんのオイルが紹介され、新顔のオイルも増えてきていますが、地名度、
信頼度、人気の高さではこの3つがダントツ。これからも長く支持されていくことは間違いありません。
次世代のオイル、として脚光を浴びているオイルもあります。
スクワランはスクワランでも、サメ由来ではなく植物性のオイル、さとうきびから作られるスクワランは、その効果効能がスクワランと同じなのはもちろん、テクスチャーや肌なじみ、伸び、しっとり感についても動物性スクワランと比べて遜色がなく、将来性が期待されているオイルです。
美容オイルのバリエーションには今後も要注目です。