夏の肌疲れはその日のうちに 夜用美容液最前線
夏の肌疲れはその日のうちに 夜用美容液最前線 蒸し蒸しとした暑い夏。乾燥とは無縁…続きを読む
ニキビは若い世代の専売特許ではありません。成人しても、30代になってもニキビに悩む女性は多く、
大人ニキビは女性誌で定番的に特集をされています。
ニキビができる原因についてもかなり明らかになってきたようです。
10代のときにできるニキビは過剰に分泌された皮脂が毛穴をふさいでしまうことが原因ですが、
大人ニキビの原因はさまざま。
以下にまとめてみましょう。
大人ならではの原因が複雑に重なり、古くなった角質層がうまくはがれず、毛穴をつまらせてしまい、
ニキビができてしまうのです。
ニキビが出来る場所も違います。
思春期ニキビは皮脂が出やすいTゾーン中心ですが、大人ニキビは古い角質が残りやすい
Uゾーン(頬から口元にかけてのゾーン)に集中する傾向があるのです。
大人ニキビを退治するのは容易ではありません。
では、こうした大人ニキビに女性たちはどのように立ち向かっているのでしょう。
食生活を見直し、睡眠時間を確保し、ストレスを軽減するといった生活習慣の改善のほかに、
最近の女性たちは次のような方法でニキビに解消に努めています。
1の方法として評価が定着しているのが、「プロアクティブ」のようなニキビケアに特化したコスメでしょう。
最近は、ナリスアップ コスメティックス(ナリス化粧品のグループ会社)が立ち上げた大人ニキビケアのトータルブランド「ケアアクネ」や、米国ビバリーグレンラボラトリーズの「ビーグレン」といったブランドもニキビに悩む女性の支持を得ています。
これらのブランドに共通するのは「長年にわたる大人ニキビの研究成果」をベースにしていること。
ニキビに悩む女性の支持を獲得するのは、全方位での効果をうたったコスメではなく、ニキビ限定で研究を重ねたコスメ。
それだけ、女性のニキビの悩みは深いということでしょう。
2で挙げたように、ニキビ対策としてビタミンB2やB6のサプリメントを摂取する女性も増えていますが、傾向としては化粧品や薬用クリームの同時使用が目立ちます。
身体の内側と外側の両方から「美しい肌」「健康な素肌」を目指すのは現代女性の大きなトレンド。
ニキビ対策においても例外ではありません。
そうした女性に向けて、一本踏み込んだ形での商品を打ち出しているのがライオンです。
大人ニキビのためのブランド「ペア」を立ちあげ、内服薬「ペアA錠」を皮切りにラインナップを拡大し、現在では大人ニキビの5つの原因に応じてドリンクや錠剤、クリーム(すべて医薬品)を展開しています。
ライオンの「ペア」は医薬品の事例ですが、化粧品においても「内から外から」のアプローチで大人ニキビの悩みに応える取り組みが今後増えてくるのではないでしょうか。
美白、アンチエイジングなどなど、さまざまな悩みに応じた「内外美容ブランド」の充実を期待しましょう。