気がつけば夏は去り、さわやかな秋の季節が訪れました。
この季節、女性にとって気になるのは夏にダメージを受けた肌をいかにケアするか、
ではないでしょうか。
夏の後、女性たちが取り組むお肌のお手入れ法や注目のアイテムをクローズアップしてみました。
 

夏の肌ダメージはこわい?

女性誌をのぞいてみると、夏の気候が肌にどんな悪影響を与えているのかが、詳しく紹介されています。
その内容をまとめてみましょう。

1. 汗を拭くことで肌の天然保湿成分(NMF)やセラミドが奪われ、肌が乾燥する
2. 汗を放置すると、肌の上で結晶化した塩分やミネラルが肌を傷つける
3. エアコンの効いた室内は乾燥するため、肌の水分が奪われる
4. エアコンが効き過ぎると、体が冷えて血の流れが悪くなり、
肌に必要な栄養や水分が行き渡らなくなる
5. 紫外線を大量にあびることで、ターンオーバーが乱れ、角質が肥厚し、肌の透明感が失われる
6. 紫外線によりメラニンが過剰に生成され、シミ・ソバカスが増加する

いかがでしょう。
これでもか!といわんばかりに、肌ダメージが強調されていますね。
しかしながら、日本の気温は過去100年で平均1℃は上昇し、熱帯夜や猛暑日は確実に増えています。
暑さを避けるためにエアコンが完備されていますが、「汗をかく」→「エアコンで冷やされる」の繰り返しは決して肌には良くないはず。
美しい肌を追い求める女性にとって、夏は過酷なシーズンといえるでしょう。

スキンケアの基礎の基礎が見直される

夏を過ぎ、秋を迎える肌をどのようにしてケアすればいいのか。
その方法も女性誌や美容誌では丁寧に記されています。アイテムごとに見て行きましょう。

1. クレンジング
肌の保湿やバリア機能を守る効果が期待されるクレンジング剤を使用
2. 洗顔
石鹸や洗顔料を泡立てて、たっぷりの泡で肌をこすることなく優しく洗い上げる。
オススメ化粧品は低刺激性のもの。
3. 化粧水
エアコンで乾燥してしまった肌を化粧水でじっくりと保湿。1回だけでなく、
複数回化粧水をつけては浸透させる方法も推奨されている
4. 乳液
化粧水が肌に与えた潤いを保持するために、上から乳液を使用すると効果的。
化粧水が乾いた後につけて、乾燥が気になる部分(目元や口元)には重ねづけを
5. 美容液
さまざまな効果の美容液がある中で、夏後の肌に効果的なのは美白作用が確認されている
ビタミンCや、保湿効果があるレチノール配合の美容液
6. マッサージやパック
肌の血流を良くするために簡単なマッサージとパックをおすすめ。タオルを使った温冷パックを行うと、
血行が良くなり、肌の顔色も明るくなる

いかがでしょう。スキンケアの基礎の基礎が強調されていることがわかりますね。
そう、厳しい夏を乗り越えた肌に効果的なのは、
基本をしっかりと踏まえたベーシックなお手入れ方なのです。

 

高まる乳液の存在感

乳液の存在感にも注目しましょう。
女性誌や美容誌では乳液に関する記事が目立ちます。
秋は、乳液がクローズアップされるシーズンなのです。

数年前まで乳液は「べたつく」という理由から利用しない女性も多かったようですが、
最近ではその役割りが見直され、マーケティング会社プラスリードが実施した調査では、
女性の7割が使用していることが明らかになっています。

乳液は、皮膚の柔軟性を向上し、水分の蒸散を防止し、
外的刺激からの肌を保護する役割りを担う重要なアイテム。
乳液の役割に対する理解が深まってきていることは間違いありません。

では、どんな乳液が夏後の肌に向いているとされているのでしょう。
根強い人気を集めているのが、アルビオンの「エクサージュホワイト ホワイトクリスタル ミルク」。
このシリーズには肌タイプ別にⅠ~Ⅲまで3種類揃っていますが、いずれも人気が高いアイテムです。
高価だけれど熱狂的なファンがついているのが、シスレーの「エコロジカルコムパウンド」。

独特の香りもファンの心をつかんでいます。
外資系では、リニューアルしたばかりのクリニークの「ドラマティカリーディファレント
モイスチャライジング ローション」も支持が多いアイテムの一つ。
「水分と油分の黄金比(ベスト バランス)で肌を潤し、バリア機能をフルサポートする」というコンセプトは、まさに夏後の肌にぴったりです。

人気の高い乳液には高価格帯が非常に多いことにも注目!
乳液の機能を女性がそれだけ信頼している証かもしれませんね。
夏の後の肌をベストなコンディションに持っていくために必要とされているのは、
化粧品ばかりではありません。

体を内側から整える食べ物やサプリメントに言及する女性誌も非常に多いのです。
効果的とされているのは、ベータカロチンやビタミンC,ビタミンEといった成分を豊富に含む
食べ物やサプリメント。女性にとって秋とは、肌を表面的にお手入れするだけでなく、内側からも必要な栄養成分をしっかりと与え、内と外、両面から美しい肌を追求するシーズンといえそうです。

 

 

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