2010年:いまどきの機内乾燥対策
年末年始、飛行機を利用する機会が増えますね。飛行機といえば、気になるのは乾燥!
機内湿度は20%を切り、国際線の長距離路線では5%程度にまで落ち込みます。
機内はまさに砂漠状態といえます。
しかし、いまどきの女子は機内乾燥対策に怠りはありません。
さまざまなアイテムを駆使し、乾燥対策に励んでいます。女子の乾燥対策術の傾向を紹介しましょう。
1. 主流はスプレーでシュッシュッ
乾燥した機内で水分が奪われるのなら、自らせっせと「水やり」を♪という女子に人気なのがスプレータイプの化粧水。
自分でスプレー式ボトルに愛用の化粧水を詰め替えて利用する人もいますが、人気なのは「アベンヌウォーター」や「ドクターシーラボ 薬用シーウォーター」のような既製のスプレー式化粧水。値段もそう高くなく、気軽に使えて、ナチュラル。
女性に受けているアイテムです。
2.増えてきた美容液派
スプレー式化粧水で水分供給をしても、乾いた機内ではすぐに乾燥してしまうからと、化粧水ではなく美容液を使う人、化粧水で肌を潤した後、美容液を必ず使うという女子が着実に増えています。中でも、保湿美容液とうたった小さなボトルタイプの愛用者が多い様子。
「化粧水の後には油分できちんとふたをする」というふだんの化粧の手順を機内に持ち込む女性が増えてきた背景には、某有名美容研究家の「化粧水だけでは、化粧水が呼び水となって、かえって乾燥してしまう」という発言も影響している模様。
女性はこうした発言を聞き逃さないのです。業界関係のみなさんも見落とさないで。
3.これから増える?オイル利用派
化粧水も美容液もいらない。「私はオイルだけ」という女子も少しずつ増えています。
彼女たちが愛用するのは、馬油やホホバオイル、スクワランといった古典的アイテムの他、ビタミンA・C・Eを豊富に含んだハイスペックのオイル。
ポイントは、伸びがよく、ほんの数滴の使用で済むこと。
機内でお手入れに時間や手間をかけたくない、でも乾燥はイヤというわがままな女性に支持されているのがオイルなのです。
4.乳液や保湿クリームも以前強し
普段通り、乳液や保湿クリームを必ずつける!という女子ももちろん少なくありません。
この場合、よく利用されているのが、同じ乳液でもよりコクのあるしっとりタイプ。
保湿クリームも同様です。
一般的には水のように軽いテクスチャーを好む若い女子も、機内で愛用するのはリッチなタイプ。使い分けが進んでいるようです。
5.目元だけは別アイテムで
乾燥が一番気になる顔のパーツといえば、やはり目元。目の周りが砂漠化しないため、アイクリームやアイジェルなど目元専用スキンケアアイテムを持参する本格派の女性もいます。
中には、目元専用のシートパックを利用する人も!!
目元対策に余念がない女性は、かなりのコスメ上級者といえるでしょう。
さあ、いかがでした?いまどき女子の機内乾燥対策。空港のショップには化粧水のトライアルセットやトラベルキットが並んでいますが、機内乾燥対策と銘打って必要なアイテムを揃えたら人気を集めるのでは?乾燥は女子の大敵なのです。