冬や季節の変わり目である春になると、敏感肌になる人がいます。

もし肌がピリピリと敏感になってきたら、肌に負担をかけていないか自分で確認しましょう。

敏感肌になっているにも関わらず、そのまま間違った洗顔でお手入れを続けていると、余計に肌が荒れてしまいます。

今回は、敏感肌のあなたに洗顔料の選び方と洗顔方法をご紹介します。

 

  • 敏感肌の方の洗顔料の選び方
    • 成分

敏感肌のあなたには、洗顔料はできるだけシンプルな作りの物を選びましょう。

皮脂などをしっかりと落とすタイプの洗顔料は、敏感肌にかなりの負担を与えてしまう成分が含まれています。

 

他にも、保湿成分が含まれているような、マイルドな洗顔料もおすすめ。

商品の裏を見ると、何の成分が含まれているか書かれているので、チェックを忘れないようにしましょう。

 

2.柔らかい泡

敏感肌の方は、泡立ちのいいもので、泡が柔らかくなる洗顔料を選ぶようにしましょう。

敏感肌の大事な洗顔ポイントは、柔らかく弾力のある泡で洗うこと。

肌への摩擦がないようにすることが大切です。

そのため、キメの細かい泡ができる洗顔料を選びましょう。

 

例えば、スクラブタイプの洗顔料だと、洗顔料に含まれている粒子が敏感肌に、より負担をかけてしまいます。

洗いあがりは、スッキリと感じますが、肌への負担はとても大きいということを覚えておきましょう。

 

  • 敏感肌の方の洗顔方法

敏感肌になると、洗顔方法を間違えただけで、肌への負担は大きくなります。

改めて、いまどのように洗顔を行っているか見直してみましょう。

 

1.まず顔をぬらす

顔をしっかり洗う前に、予洗いをします。

ぬるま湯で軽く顔全体をすすぎ、大まかな汚れを落としましょう。

敏感肌だと、乾いたまま洗顔料を顔にのせることで、それが負担になるからです。

顔を、前もって濡らしておくことで、負担も減らすことができ、泡も転がるようになります。

 

予洗いをするときは、必ずぬるま湯で行うこと。

冷たすぎても熱すぎても、肌に負担を与えます。

肌に近いぬるま湯で、数回顔をゆすぐだけでOKです。

 

2.泡立て

洗顔をするときには、洗顔料をよく泡立てましょう。

固形のままだったり、そのまま洗顔料をしようすると、肌への摩擦は大きくなるからです。

最近では、100均でも泡立てネットが売られているので、それを利用したりしてしっかりと泡を作りましょう。

 

3.泡のせ

顔を洗うときは、皮脂が多くでるTゾーンから洗います。

その次に、輪郭やあごのUゾーン。

最後は、皮膚が薄い目元や口元に泡をのせます。

 

手が肌にあたらない程度の力で、泡を転がしていきます。

長く洗ったからといって、肌がきれいになるわけではないので、1分ほどで終わらせましょう。

洗顔中にマッサージをしたりすると、肌への負担となります。

 

4.すすぎ

泡を転がしたら、ぬるま湯で泡をながします。

流水を使って、1分程度しっかりすすぎましょう。

生え際などは、すすぎ残しとなりやすいので、特に気をつけてすすぐこと。

 

十分にすすげたら、清潔なタオルで顔を優しく押し当てるように水分をふきとります。

決して、ごしごしとこすらないことです。

 

  • 敏感肌の朝洗顔

敏感肌なら、朝洗顔はしない方がいいのでは…と思っている方も多いでしょう。

しかし、敏感肌でも朝洗顔はした方がいいです。

特に、メイクをする日であれば、洗顔は必須。

 

寝ている間に、寝汗やほこりなどの汚れが肌についているからです。

そのままメイクをすると、汚れがのったままなので、余計に肌荒れの原因にもなります。

 

いかがでしたか。

これから、肌が敏感になる季節です。

今は大丈夫、と思っていても油断は禁物。

敏感肌になる前に、しっかりと正しい洗顔方法をマスターして、肌への負担を少なくしておきましょう。

敏感肌の方も、肌がさらに荒れる前に、敏感肌から脱出できるようにすることが大切です。

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