トピックス 2015.3.3 本格的オイル美容の時代がやってきた!!
1. 女性とオイルとの歴史を振り返る
女性誌やファッション誌の美容特集でオイルが取り上げられるようになったのは、ここ数年のこと。それまで、女性とオイルとの関係は極めて限定的なものでした。大島産の椿油や小豆島産のオリーブオイルなど、ロングセラーのオイル製品はありましたが、利用者はどちらかといえば年齢が上の層が主体で、決してポピュラーなアイテムではなかったのです。
そのオイルの世界に変化が訪れたのは1983年。D社がオリーブオイルを使用したクレンジングオイルを発売しました。天然のヴァージンオリーブオイルを使用したクレンジングという提案は、女性の支持を獲得。記録的な大ヒットとなります。
と同時に、1946年からオイルクレンジングを訴求し、製品を発売してきたメイクアップアーティスト系のブランドSのクレンジングオイルも脚光をあび、市場への新規参入が相次ぎます。競合は激化したものの、オイルクレンジング自体の人気はいまも根強く、クレンジングとしてのオイルはこのカテゴリーで一定のポジションを確立するに至りました。
クレンジングオイルの人気と足並みを揃えるかのように、アロマテラピーを普段の生活に取り入れる女性が増え、エッセンシャルオイルやキャリアオイルなど、従来は一部のコスメフリークの利用しかなかったオイルが一般化し、市場のすそ野が広がります。
オイルは身近な存在になるにつれて、さまざまなシーンで利用されるようになりました。今では、クレンジングだけでなく、スキンケアの〆のアイテムとして、リップクリーム代わりとして、そして、ヘアケア用としても利用されています。エッセンシャルオイルを配合した化粧水も人気を集め、自ら好みのエッセンシャルオイルを使って化粧水を手作りする女性も珍しい存在ではなくなりました。
オイルのバリエーションも増える一方です。オリーブオイル、グレープシードオイル、ホホバオイル、アルガンオイル、最近ではココナツオイルが注目されたのは記憶に新しいところでしょう。
少し古いデータですが、ネットマーケティングのI社の調べによれば、「オイル状の流さないトリートメント」の2010年のシェアは、過去4年間で約2.2倍以上に膨れ上がりました(販売金額ベース)。女性誌でのオイル特集の過熱ぶりを考えれば、現時点での数字はもっと伸びていると思われます。もうオイルは一部の世代のものでも、一部のコスメフリークのものでもありません。きわめて一般的なコスメの仲間入りを果たしたのです。
2. オイルの普及を妨げる要素とは!?
オイルがなぜこんなにも人気を集めているのでしょうか。
それは、女性がオイルを賞賛するときの言葉から浮かびあがります。「ナチュラル、天然由来なので肌や髪に優しい、しっとり、つやつや、コシが出る、保湿力がある」。女性は、オイルならではの、こうした特徴を高く評価しています。
その一方で、オイルに対して次のようなイメージを抱く女性も少なくありません。「べたつく、ギラギラする(テカテカする)、ツヤが出すぎる、使いづらい」。オイルに対する、こうしたイメージや先入観は、オイル美容の広がりを妨げる要因といえるでしょう。
逆にいえば、オイルのこうしたデメリットを解消することができれば、女性の支持を得ることが可能であり、市場の伸びしろは、まだ沢山あるともいえるのです。
3. 本格的オイル美容の時代に相応しいオイル登場!
オイル人気の高まりやオイルに求められる要素を踏まえて、シーエスラボは本格的なオイル美容の時代に相応しい5つのオイルを開発しました。
そのラインナップは以下の通りです。
1. ヘアケアオイル 2点
2. フェイスケアオイル 2点
3. ボディケアオイル(マッサージ用)1点
ヘアケアオイルは、塗るタイプのオイルと、シリコンフリーのミストタイプのオイルの2点。前者は、マンゴーやローズヒップ、ヘーゼルナッツなど植物系オイル5種以上を配合したリッチなテクスチャーが特徴で、補修効果が高く、髪にまとまりやツヤを与えます。
後者は、ボタニカル市場の注目度が高いことから、ホホバオイルや植物性スクワラン、アルガンオイルなどを配合。水分と油分のバランスを繊細に調整し、技術的に難しいとされるオイルのミスト化を実現して、子どもから大人まで年齢や性別を問わず、幅広い層に使っていただけるオイルに仕上げました。シリコンフリーのヘアケアアイテムは一般的に補修効果が弱いとされていますが、オイルを配合することでそのデメリットを補っています。
フェイスケアオイル2点はどちらも植物オイル配合でシリコンフリーですが、一つは、コスメの口コミサイトで常に人気上位に位置するホホバオイルや植物性スクワラン、ココナツオイルなどをベースにした酸化防止剤不使用の100%天然オイル。もう1種類のフェイスケアオイルは、グレープシードオイルやアボカドオイル、ローズヒップオイルなどを配合し、99%が天然由来となっています。
後者が99%にとどまっているのは、選んだオイルに天然のトコフェロールが含まれている前者のオイルとは異なり、オイルを安全に保存するためにトコフェロールを配合している為です。組み合わせている植物オイルの顔ぶれが異なることによる違いですが、どちらも限りなくナチュラルな処方を追求している点は同じです。
ボディケアオイルは、アルガンオイルやグレープシードオイル、大豆油、ローズヒップオイルなどを配合し、さらに精油をミックス。心地良い香りが漂うマッサージオイルを実現しました。天然着色剤を使用した薄いピンクの可愛らしい色合いと、軽めのテクスチャーが特徴で、肌を持ち上げる効果が期待できます。
これら5点ともに、ボタニカルオイルのメリットを活かしながら、女性が敬遠する「ベタベタ感」を軽減し、さらさらと使いやすいテクスチャーを追求しています。美容オイルの人気が本格化したいま、多方面から注目されることは必至でしょう。
今後も、シーエスラボの技術力と商品開発力にご期待ください。