トピックス 2014.10.30 ハイスペックな機器・設備の活用をさらに強化 

1. 化粧品開発展での展示ポイント

 2014年10月20日から22日の3日間にわたって、東京ビッグサイトにて第5回化粧品開発展が開催されました。
 シーエスラボも一昨年に引き続いて出展し、今回は、お客様の満足度をさらに向上していくために、高付加価値型の施設や機器をピックアップした展示・説明を実施。
ご好評をいただきました。足を運んでいただいたお客様には心から御礼申し上げます。
 化粧品開発展での展示内容は、いまシーエスラボが目指している方向性を具現化したものです。
今回、シーエスラボは以下の3つのポイントに絞って展示を実施しました。
1. 有用性を評価するスキンラボルーム
2. 微粒子化技術を取り入れた「ナノローション」
3. オリジナル原料の開発
 いずれについてもお客様の関心は高く、こうしたハイスペックの機器や設備の活用を踏まえた上での顧客満足提供の重要性をますます痛感しました。以下、それぞれについて順を追ってご説明しましょう。

2. 有用性を評価するスキンラボルーム

 化粧品の機能を訴求する上では、化粧品の機能性に関するヒト試験による有用性の評価が欠かせません。シーエスラボでは専用のスキンラボルームを開設し、化粧品の使用前と使用後の変化を客観的に測定し評価する恒温恒湿室を導入して、お客様のニーズにお応えしています。
 この恒温恒湿室で設定可能な温度と湿度は以下の通り。
 温度 :  20℃~30℃±1℃
 湿度 :  40%~60%RH
 一定の数値に保たれ、コントロールされた恒温恒湿室には、皮表のpH測定用のpHメーター、水分計、油分計、肌のハリ(弾性)を測定する皮膚粘弾性測定装置、水分蒸散量測定装置、メラニン・紅斑測定装置、皮膚拡大カメラ、皮膚の「粗さ」「しわ」「滑らかさ」の皮膚表面形態を測定する二次元皮膚表面解析装置、といった8種類の生理データ測定装置を導入しています。
 女性の化粧品に関する知識や理解度は高まる一方です。ハイスペックの機器や設備による有用性評価の結果は、自社製品の優位性を把握し、自信を持ってお客様にお勧めできるという意味でも化粧品を販売する上で大きなアドバンテージとなるのです。

3. 微粒子化技術を取り入れたナノローション

 微粒子技術もシーエスラボが得意とする領域の一つです。
 原料を限りなく小さくし、製材を安定させ、美容成分を浸透させやすくなるナノ化技術は、化粧品業界の至上命題といっても過言ではありません。今回、展示会でご紹介した「ナノローション」は、この命題に応えたアイテムです。
 微粒子化において、高い効果を発揮しているのが、シーエスラボが導入しているナノ ユニット デバイス(シーエスラボでの名称)。均一的ナノ化を実現する機器です。
 この機器を活用すれば、原料そのものをナノ化するのはもちろんのこと、処方すべてを合わせた後のナノ化も、スペシャルな原料や得意分野に関する原料をナノ化することも不可能ではありません。

 化粧品に対する日本女性のこだわりは世界一とも言われます。シーエスラボのナノ ユニット デバイスはこのニーズに応え、オリジナリティの高い化粧品開発を強力にサポートする機器といえます。

4. オリジナル原料の開発

 マーケットに見合った化粧品開発をいかに実現していくか。これは、現在のOEMに求められている役割。最近の化粧品業界では、OEM企業が独自に原料を開発し、商標を取得する傾向が高まっています。
 シーエスラボも、原料メーカーと共同開発をする、自治体や産学連携などの外部機関とも手を組む、あるいはお客様の要望に合わせて原料をカスタマイズするといった取り組みで、オリジナル原料の開発に取り組んできました。
 オリジナル原料を実現させるには、先手を打ってお客様のニーズを把握し、その結果を研究開発に落としこまなければなりません。シーエスラボでは、こうしたプロセスを踏まえながら、ハイスペックな機器・設備を持つアドバンテージを活かし、処方のライブラリーも充実させ、シーエスラボだからこそできるオリジナル原料の開発に注力します。
常に一歩先を見据えながら顧客満足の向上に臨むシーエスラボの技術力と商品開発力にこれからもご期待ください。

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