入浴用化粧品
入浴用化粧品 どの人も毎日お風呂に入っている国・日本。 中でも女性は、よりキレイ…続きを読む
夏は、紫外線も含めて、何かと肌への悪影響を感じる季節。
夏にダメージを受けた肌を、女性たちはどのように回復させ、美肌へと導いているのでしょうか?夏枯れ肌に役に立つお助け処方のトレンドを探ってみました。
強い紫外線にさらされる夏。女性にとって紫外線は憎き大敵ですよね。
メラニンの蓄積により、シミやそばかすが増えてしまうからですが、実は、美肌にとっての「敵」は紫外線ばかりではありません。
太陽の直射日光が差し込む屋外から、エアコンがよく効いた屋内へと移動すると、肌は急速な温度と湿度の低下により、乾燥を余儀なくされます。
湿度が低くなると、肌の水分蒸散量が増え、肌はかさかさに乾燥してしまうのです。
また、季節が夏から秋に移り変わると、血流量が減り、肌がくすみがちになるという問題もあります。
秋の肌は、夏よりも黄みが強く、くすんだように見えるのは、血流の低下が原因なのです。
いってみれば、「夏枯れ肌」とは、「かさかさに乾燥し、シミやそばかす、くすみが目立つ肌」。
レクシアが2012年に実施したアンケート調査によれば、「今年の夏の肌疲れで、自分の顔は何歳くらい老けてみえると思いますか」という設問に対し、「プラス5歳以上」と回答した女性がほぼ半数に達していました。
実年齢以上に見せてしまう「夏枯れ肌」をそのままにしていたくない!
その一念で女性たちは熱心なケアを施しているんですね。
では、「夏枯れ肌」を防ぐため、女性たちは具体的にどのようなケアを行っているのでしょうか。
まず挙げられるのが、シミに有効な美白美容液の使用です。
美白効果のある成分はたくさんありますが、ポピュラーな人気を得ているのがビタミンC。
中でも高濃度のビタミンCを配合した美容液は、女性誌の定番アイテムといえますね。
例えば、ロート製薬のオバジCシリーズ。
ビタミンCの配合比率によって、「オバジC5セラム」「オバジC10セラム」「オバジC20セラム」に分かれ、それぞれ5%、10%、20%のビタミンCが含まれています。
とりわけ女性誌でたびたびクローズアップされているのが、一番高濃度の「オバジC20セラム」。
20%配合のビタミンCに加えて、ビタミンEを配合した美容液です。
肌のきめを整え、ざらつきを抑え、透明感をアップし、毛穴が目立たなくなると、夏枯れ肌への効果的一品を探す女性から高く支持されています。
ビタミンC以外で注目度が高いのが、ドクターシーラボの「スーパーホワイト377VC」でしょう。
こちらの美容液に配合されているのは、ハイドロキノンの2100倍、アルブチンの7000倍というブライトニング効果を持つ美白成分ホワイト377。
くすみ改善に効果のあるTGP2や、女性ホルモン促進効果が期待できるレスベラトロールなど
3種類のポリフェノールが配合されている商品設計も、女性のハートをがっちりとつかんでいるようです。
美白美容液に勝るとも劣らぬ人気を得ているのが、オイルです。
最近、オイルを使ってボディケアに励む女性が増えていますが、夏枯れ肌への効果も期待されるとして、
オイルの使用を積極的に推奨する美容誌や女性誌、コスメ情報サイトが目立っています。
オイルが人気なのは、夏の肌に効果があるというだけでなく、さまざまな目的に使えるからでもあります。
普通にマッサージオイルとして使うだけでなく、ブースターとして使ってもいいし、マスクをする前に数滴つけてオイルパックをすることも可能です。
首やデコルテのケアにも使え、メイクの上から少しだけつけて押さえるようにすれば、メイクにもツヤが出ます。もちろん香りによるリラックス効果も大。
「お得」という言葉に弱い女性好みの夏枯れ肌お助けアイテムなのです。
例えば、インプレスの「リバイタライジングソフニングオイル」。
オイルとも思えないほどのさらさらのテクスチャーに加えて、肌なじみの良さ、ローズの香りが高く評価されています。
ジェリークの「スキンバランシング フェイスオイル」や「ハーバル ビューティー オイル」、そして「グレイスフル ビューティー ファーミングオイル」もファンが多く、女性誌の定番的な人気オイルです。
エッセンシャルオイルを使用するアロマテラピーも、夏のダメージ肌に最適なお手入れ法として注目されています。
人気があるのは、レモン系の香りのレモンバームやウッディなフランキンセンス、ラベンダー、サンダルウッド、カレンデュラなどのオイルでしょうか。
女性誌には、こうしたエッセンシャルオイルを使った化粧水の作り方、お手入れやマッサージ方法などをこと細かに紹介する特集記事が少なくありません。
即効性が高いアイテムはもちろんのこと、夏にダメージを受けた自分の肌とじっくりと向き合い、好みの香りで癒やされながら健康な肌を取り戻すゆるやかで丁寧な時間もまた、女性好みのプロセスなのです。